【心の名機】おそ松くん(大一商会)

心の名機

(※2014年に書いた記事の移植です)

赤塚不二夫先生。
少し前に亡くなったけども、言わずと知れたギャグ漫画のキングである。
おそ松くん、天才バカボン、もーれつア太郎、ひみつのアッコちゃん──……。
いくらなんでもこれらのタイトルをひとつも聞いたことがない人がこの日本に居るとは思えないし、下手したら……というか多分、かの手塚治虫よりも著作認識率は高いだろう。
とはいえ俺も、実はその作品自体はそんなに読んだことない。
記憶を探っても、子供の頃「コミックボンボン」で「おそ松くん」(の、たぶん再録)を二話くらい読んだ事があるくらいで、あとは氏の作品にはアニメでしか触れた事がないのだ。
ちょうど年号が昭和から平成に変わった直後くらいに新シリーズである「平成天才バカボン」が始まったりしたし、また、アッコちゃんも確か同時期くらいにニューバージョンが放映されてた気がするんだけど、それらは結構見てたね。
懐かしいなぁ……。
そういや、バカボンは嘉門達夫がエンディングテーマ歌ってなかったっけ。
それでいいのだ反対の賛成ィ! つって。
あれ歌えると思うよ俺。なんかすげー覚えてるね。
あーノスタルジィ。

というわけで今回は大一商会が四号機末期にブチかました名機「おそ松くん」について。
超絶爆裂機だったよコレ。

●天才だ。

おそ松くんは置いといて(置いとくなよ)バカボンの話をもうちょっと続ける。
最近ちょっと気になってるんだけども、これってみんなバカボンが誰か分かってんのかね。
みんなバカボンバカボンいってるけども。分かる? バカボン。
知ってるよ! つって眉毛繋がった腹巻きのオヤジ指さしたらビンタするからね。
それはバカボンのパパだ。
バカボンはその息子の、市松模様の浴衣着た方である。
ちなみに主人公はパパの方。タイトルからしてアンビバレンツ。
じゃあパパの名前はなんなんだよ! というと、これが公式に「バカボンのパパ」なのである。
もはや父親であることがアイデンティティなのだ。
ある意味でカッチョイイが、それを実現するためにはバカボンのパパのパパが「息子が将来バカボンという名前の子もうける」事を見越して「バカボンのパパ」と名づけ、さらにそれを役所が受理するのが必須条件になる。
すごいぞこれ。30年計画レベルの高難易度ミッションだ。
んでソレに倣ってママも「バカボンのママ」と呼ばれてるが、こっちは「春菊」という名前あり。
パパがパパって名乗ってるから、あたしもママでいいわ(あたし名前あるけども)という、「一歩引いて夫を立てる」的な、昭和の女性の奥ゆかしさみたいなのを感じる。

てかバカボンのパパ。結婚してんだよなそういえば。
今気づいたけど。

アニメみりゃ分かるけど、バカボンのパパ本当に馬鹿なんだよ。
そもそも出身大学が「バカ田大学」だからね。
校歌が「♪ミヤコの北西、早稲田の隣」から始まるからね。
そう。早稲田の隣にバカ田があるから。あの世界。
名前からして分かると思うけども「バカのエリート」を養成するための大学らしい。
つまりパパはバカ中のバカなんだよ。
マジでクソバカなんだ。
醤油とソースの区別とか絶対つかない。
当然無職。
公式設定で無職。
子供二人居るのに無職!

まぁ、ママはママでイカれてるんだろうけども、なんだろうな。ツボが狭くて深いというか。
あ、この人だ、ってピンと来たんだろうね。パパ見た時。
遺伝子の不思議というか。ピンホールレベルの小さいツボにビタぁッ!とハマった感じか。
このひとすごいバカだけど結婚しよう! と思うのって、そういう思い込みじみた運命感みたいなのがないと無理だと思うんだよ。
誰だってバカと一緒に生活するのとかヤだろうし。
俺だってヤだよ。
バカはダメだ。
だいぶダメ。
でもそこはやっぱ遺伝子が「いや! この人となら幸せになれるよ! すごいバカだけどドンマイ!」みたいなアラートみたいなのをガンガン鳴らせば、「いっといたほうが良いのか」って気分になるんだろうて。
すごいよな。人間って。
バカボンのパパもママも漫画のキャラだけどもさ。
でも深いよ。ホント。
そういう意味じゃ、全ての男性に夢を与えて呉れるキャラだと思うね。
「バカボンのパパですら結婚してる」と思えばホラ、出会いの難易度とかあって無きが如しだよ。
出会いの絶対数を増やせば、どっかでピタッとくる運命のサムバディと出会えるんだ。

バカボンのパパさん。
ありがとう!

で、話変わるけどスロのおそ松くんね。

●スロの話。

「おそ松くん」はちょっと特異な台だ。
発売されたのは2005年。これはもう五号機時代に片足突っ込んでる……というかネットで時系列を漁る限り、本機が出た時にはもうビスティの「エヴァンゲリオン」は出てたっぽい。
四号機から五号機の過渡期においては、一年くらいに渡って両方の適合機が混在してたんだけども、そういう意味では本機は四号機も末期も末期。終焉の幕が殆ど降りた所でぶっ込まれた台だった。
同時期リリースの台として有名なのは「アラジンエヴォリューション」とかその辺の、いわゆる4.7号機の中でも末期の駆け込み検定機なんだが、それら全てに共通するのが「高設定域やたら割が低い」という特徴なんだよね。
この機種も割が低いんだけども、その低さがちょっと特殊になってる。
つまりこれ、低設定の割が見たこと無いくらい低いんだよ。
設定1とか91.6%しかないからね。
地味にすごくねぇかコレ。
普通にヤバイ。
んで一方で、6の機械割もぶっ飛んでて127%くらいある。
うおおお……高ぇ……!

規制以前ならば127くらいそんなに騒ぐほどでもなかったんだけども、4.7号機時代にこの突き抜けた割の高さは目の毒だった。

どうせ数字のマジックだろ……? と思う方も居らっしゃるかもしれないけど、実際、コイツはモンスター級の爆裂機だった。
果たしてどうやって検定通したのか知らないし、もしかしたら何か不思議なチカラが働くかして本来落ちるべき台がミラクルで適合になっただけかもしれんが、イベント時には誰かしら万両箱つかってるところを目撃してたし、俺自信も一撃5000枚は達成したことがあるんで断言できる。
コイツの割はペイアウト詐称とかじゃなくてホントにくれくらいあったよ。

●どんな台だったか。

とりあえず中身について。
本機はストック機なんだけども、解除ゾーンに関わるモードなどはなし。
その代わり連チャン性のある「おそ松チャンス(OC)」というRTが搭載されてる。
OCはRTであるのに加えてそれ自体がボーナス解除確定の前兆になってて、しかも連チャン性がある。
つまり、OCに突入すればボーナス一個貰える上に、次のボーナスにも期待できるんだね。
この辺りは本機の前の世代の「旋風の用心棒」だとか「ジェットセットラジオ」っポイといえばポイ。
ただ、強烈なのがこのOCはストックの個数管理でも高確率経由のパンク抽選でもなく、継続抽選方式になってた所だ。
最高継続率はなんと驚きの89%。
北斗の最高継続率とほぼ一緒。
てかすこし高いくらいある。
しかもコイツ、ボーナスはREGだけじゃなくて平均390枚獲得のBIGもあるんだよ。

考えてもみてくれ。

北斗で20連とかよくあったじゃないか。
ラオウ昇天イエア! とか言ってたじゃないかみんな。
おそ松くん、うっかり20連してBIGに偏ったらそれだけで万枚見えるよ。
実際REGもあるし一回一回通常ゲームに戻って前兆経由するからBIGでも390枚そのまま手に入るわけじゃないんだが、それでも俺、北斗で60連とかブチかました事あるし、ストックさえあれば、こっちなら万枚どころか二万枚も見えちゃう。
しかも凄い事に、こいつ89%継続のOCがそんなにプレミアってわけじゃなく、普通に現実的なレベルで突入できる確率になっててね。オマケにOCはRTなんだけども、リプ以外の役引くとおそ松くんが出てきて、それが10Ḡ以内に6人貯まるとたしか89%継続に格上げ。夢が広がりまくりんぐだ。揃った事ねぇけど!

もちろん89%だろうがなんだろうが一撃で転落するときはするんだけども、でも青天井で万枚まで見えちゃう所に、この台の猛烈な出玉性能が集約されてた。同じ時代で継続率管理のストック機というと「ウイニングポスト」もあったけど、そっちと比べるとおそ松くんの優等生っぷりが際立つね。

まあもちろん低設定域ではそもそも初当たりが引けなくて絶望的な気分のままひたすら投資し続ける事になったり、高設定域でもOC引けずに爆死する事はあったんだろうけども、それでも、ああいう時代にこういう台が出ただけども、ちょっとしたミラクルだと思う。
ちなみに大一商会は当時スロ参入二年目のフレッシュボーイ。
流石パチ業界の雄! と、この台によってスロの方でも未来を嘱望されることになったんだが、果たして現在……! あれ……? D-light……?

以上!

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