ゾンビ映画が好きです。

日常

なんか最近日々の生活に張り合いがねぇなと思ってよくよく考えたら、ゾンビ映画を観てない。俺こう見えて大学の卒論でゾンビについて書いたくらいゾンビ映画好きなんだけども、まあ最近は家で観てたら「なにアホみたいなの見てるのよ」みたいな感じで嫁に怒られるんでとんとご無沙汰なのだ。

ゾンビってねぇ、すげーいいんだよ。想像してごらん。いい年した大人がね。ほうぼうに頭を下げて資金と人員を集めて、そんでみんなで真剣に作ってるんだよ。ゾンビ映画。もうただ「怖がらせるため」「驚かせるため」に全力を尽くしてさ。人をビビらすために才能とか時間とか労力とかを全部ブチ込むってなかなか無いじゃん。例えばガチの心霊系とかね、サイコものとか、そういうのはまだ高尚な感じがするから分かるんだけども、よりによってゾンビて。チョイスがまず少年だから。なんで全力で取り組む題材にゾンビ選んだんか、そこからじっくり話を聞きたくなるよね。

んでそういう情熱とかが込められた全力の作品の出来がマジでクソつまらない時があって、これもまた笑える。ホントに全然おもしろくないんだよ。怖くもない。血糊もない。ただゾンビっぽいオッサンがヴァーとか言いながら出てくるだけとかさ。冗談抜きで自分の陰毛を眺めてた方がまだおもろい作品とかね。あるんですホントに。コレは凄い事だよ。チン毛以下なんだから。しかも自分のチン毛だからね。自分のチン毛よりつまらんって凄い事だと思うよ。うわーって。凄いの観ちゃったなァって。ホントになるもんね。

例えばね、どの作品とは言わんが類似の奴がいっぱいあるんでまあ想像にお任せするけども、ゾンビって基本的にカメラにフレームインしてくるんだよ。やっぱショッカー的というか、驚かすというのが武器になってるからね。だからゾンビ映画って「登場人物の横とか後ろとか」とにかく映ってない部分が怖い。うわーなんかある、横絶対何か居る、そこ! あぶねぇ! みたいなね。どこからゾンビが出てくるか、というのが間違いなく醍醐味のひとつになってるのね。

でねぇ、ある作品では、木の葉の下にゾンビが居るのさ。

これなに言ってるか良くわかんないと思うんだけども、森の中でね、こう、不自然に木の葉が集まってモコってる部分があってね。もう絶対そこにゾンビ隠れてるんだよ。観た瞬間「ああそこに居るなぁ」ってなるんだけども、まあすぐには出てこないわけさ。登場人物がちょっと別のゾンビとかと格闘したり逃げたりして、なんやかんやあってホッとした瞬間を見計らって、満を持した感じでその木の葉の山からウポァって出てくるのね。襲われた方は驚いて悲鳴上げるんだけども、まあ見てる方はチベットスナギツネみたいな顔で「あの木の葉の山にずっと隠れる仕事ってどこで見つけたんだろうか」とか「このゾンビはどのシーンからここに居たんかな」とか色々考えるわけですよ。だってマジでモコッてしてるからね木の葉。ちょうど人のサイズで。絶対いるもんゾンビ。

まあとにかく、こういうのがめちゃ面白いのでゾンビ映画おすすめ。んでまあ折角なんで、個人的に好きなゾンビ映画をいくつか挙げとこう。入門向けにしとこうかね。単純に面白い奴ね。んでただ野放図にタイトル挙げても為にならないんで、どうせならツタヤで借りられるであろう、現実的に視聴可能な奴に限定しよかね。それと、いわゆるゾンビ・コメディも除外。初心者向けっていうとそればっかになっちゃうからね。へへ。

それじゃいってみよう。テレワークで暇だったら観てクレイ。

『バタリアン・リターンズ』(1993年)

バタリアンシリーズはもともと「リターン・オブ・ザ・リビングデッド」つって、かのジョージ・A・ロメロ監督が撮った「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の続編として制作されたものだ。ただダン・オバノンの頭がイカれてたからギャグになった。んでこれはその第3弾で、もはや「ナイト~」とは縁もゆかりもない作品に仕上がってる。

監督は「死霊のしたたり」の2以降を撮ったり「ネクロノミコン」とかを撮ったことで知られるクトゥルフ監督(?)のブライアン・ユズナ。何気にこの監督の作品はそんなにハズレがないんだけども、この「バタリアン・リターンズ(以下バタ・リタ)」はおそらく氏の最高傑作。一応ストーリー的には1.2と繋がってるけど、単品としても充分面白い。まずゾンビ映画にしては珍しくストーリーがいい。「ゾンビになる葛藤」みたいなのがしっかり胸に迫る描き方されてるのって、これと「ゾンビコップ」くらいだと思う。

主人公を演じるのはメリンダ(ミンディ)・クラークというよく知らん女優なのだけども、実は「THE O.C」で主人公の隣んちの母ちゃん役やってたりするんで、なんだろう。日本で言えば賀来千香子くらいのポジションなんだと思う。んでバタ・リタではこのメリンダさんがとにかく魅力的かつクール。ゾンビ化が進むごとにめっちゃ痛々しい、サディスティクな出で立ちになっていくんだけども、あまりにかっこ良くて10回は観た。

これはもう手放しでおすすめ。正統派のゾンビ映画って言って良いのかどうか議論は別れるかもしれんが、少なくともレンタルして金返せとは思わないはず。

どんぶり飯度:3杯分

デモンズ(1985年)

これはもう超有名作品。ただゾンビ映画かどうかでいうとめちゃくちゃ意見が別れるとおもうけども、俺的にはギリギリでゾンビ映画。フェアボール判定だ。

監督はよく知らん人だけども、脚本・制作は「ダリオ・アルジェント」大先生なのでゾンビあんまり知らん人でもホラー好きならまず間違いなく膝を打つだろう。そう、「サスペリア」とか「フェノミナ」のオッサンね。

これはねぇ、何が良いってとりあえずオシャレ。流石イタリアの映画だけあって全部スタイリッシュなんだよ。ゾンビ化というか、なんか異界化する引き金になるのがまず「仮面」だからね。「ジョジョの奇妙な冒険」もまず間違いなくこの作品から影響受けてると思うもん。んで音楽もカッコいいし、あとちゃんと怖いというのもポイント高い。「怖いゾンビ映画」というとそれだけで画期的だもんもはや。クトゥルフをモチーフにしとるらしいが、まあそこはよく分からん。が、ストーリーも良い。これはもう絵に書いたような初心者向けだと思う。我ながらナイスチョイス。ちなみに2以降は微妙。イエア!

どんぶり飯度:3.5杯分

REC/レック(2007年)

スペイン発のクソ怖ゾンビ映画。低予算にありがちないわゆるモキュメンタリー方式の作品だけども、それ系では珠玉の出来だと思う。ラスト10分の鬼怖展開はぜひネタバレナシで観ていただきたい。ちなみにコレも諸々の事情によりゾンビ映画かどうか意見が別れると思う。俺的には絶対ゾンビ。

なお2以降は観らんでいい。

どんぶり飯度:6杯

スペースバンパイア(1985年)

「悪魔のいけにえ」と「ポルターガイスト」の後のトビー・フーパー監督作品というだけでだいぶイケイケなのだけども、何気に「エイリアン」「ゾンゲリア」直後のダン・オバノンが「バタリアン」と同時進行で脚本書いてたりするんで駄作になるわけがない約束されし神作品だ。ただ問題はこれがゾンビ映画と言えるかどうかなんだけど、まあ最後の方にゾンビっぽいのが一杯でてくるんで、俺的にはセーフ。ゾンビ映画です。

んでこれの見どころは「女形バンパイア」の美しさ。これはマチルダ・メイというフランス人女優が演じておるのだけども、惜しげもなくおっぱい出す。しかもめちゃ綺麗。

故・淀川長治さんは日曜洋画劇場でこの作品が流れる度、3分くらいしかない解説時間をずっとマチルダのおっぱいに費やしておられたのだから、その素晴らしさたるや想像に難くなかろうて。

とりあえずおっぱい。そしてトビー・フーパー。ダン・オバノン。さらにゾンビ。微妙にクトゥルフ感もあるし、個人的には墓に持っていきたいレベルで好きな作品だ。観たこと無い人は今からでも遅くないんで観たほうがいい。カールセーン! って叫びたくなるよ。あと単純にラストシーンがめちゃ綺麗。おすすめッス。

どんぶり飯度:7杯



はい、オッケー! 以上。たぶん全部レンタルで借りれる筈。こういうときはね、ちゃんと観れるやつをおすすめしなきゃね。面白そうだな、ってなっても、なかったらウキーってなるからね。うん。

はい本日の仕事は「ななプレス」さん向けに一本。それと「パチ7」さん向けの記事を途中まで。あとちょっとした企画書と電話対応。あとはちょっとだけ嫁さんの仕事の手伝い。なかなか疲れた。

アップされたのは「新型コロナの影響下でメーカーの人は今何してる?(パチ7)」と、「ぱちんこ、はじめます(ななプレス)」の第3話。それと「パーラースマイル(大善リクルートサイト)」の第7話。良かったらドウゾ!

コメント

  1. ジン より:

    スペースバンパイア好きっすねえw
    ここ一年で観た中では新感染とドラマですけどキングダムは最高に面白かったですな。
    ソンビハイスクールとかゾンビクエスト、インドオブザデッドはまあまあ。

    • ashino より:

      ジンさんチワッス。
      うわーその辺全然みてねぇやー。インドオブザデッドとか名作の予感しかしねぇ。みたい。

  2. べるさま より:

    RECうおおやべえってなった記憶がありますわ……