すげえパチスロ行きたい。

お仕事

つい先月の今ぐらいまでの自分の生活を振り返るに、いつなんどき如何なる時でも、行きたい時にすっとパチンコ・パチスロに行ける環境だったのが、もはや凄く懐かしい。

俺んちから歩いて一番近くにあるパチ屋は浅草六区通りにある「イーグル」というお店なのだけども、まあ打つ・打たないに関わらず、買い物ついでに立ち寄ったりとか散歩のついでに様子を見たりとか、なんだかんだ2日に一回くらいは顔を出していた気がする。気が向いたら打つし、打たないなら打たないで便所借りてタバコ吸って帰る。みたいな感じだ。とりあえずワイワイしてるのを肌で感じに行く。爺様とか婆様にとっての公民館に近い。

ん? というか公民館って今どきあんまり聞かないけども、まだ地域のコミュニティとして機能してんのかね。俺が子どもの頃とかは、たしか公民館って何時間何百円とか時間区切りで借りれる形になってたのよね。で町内会の爺様婆様の誰かが常に借りてて、茶菓子食ったり体操したりカラオケしたりしててね。まあ誰か居るからそれを目当てにまた誰かが集まるみたいな。文字通り町のコミュニティの中心だった。

今はまあ昔から住んでる地域の爺様とか婆様も少なくなってるのか。あるいは所詮違う趣味の人間が集まった所でやれることはたかが知れてると気づいたからか。遊びや趣味の幅も多様化しとるし、公民館に集うよりも、パチ屋の休憩所に屯(たむろ)したほうがナンボか面白いのかもしれんね。俺だってそれと同じメンタリティでもって、なんか賑わってるし誰かが居るから──人とのつながり、世間との接続を確認したいからこそ、頻繁にパチ屋に通っておったような気がする。

パチンコ・パチスロファンには結構な割合でそういう人がいると思うのよね。俺とかマジでパチ屋に行ったとしても、打たずに帰る事って結構あるし。まあ流石に期待値の塊みたいな激アツの台があったら打つけども。そんなもんそうそう無いわけでね。5スロとかだと気軽に打てるから頭空っぽにして楽しむけども、あいにくと浅草唯一の5スロ店だった「サンシャイン浅草」は1月中旬をもって閉店となってしまったわけで。5スロで稼げるか? というタイトリングのブログをやってるくせに、もはやそれ以来5スロ打ってねぇ。ないんだもん5スロ店が。打てるなら打ちたいんだけどさ。

まあとにかくね。

パチンコ・パチスロを打つ・打たないに限らず、あれだけ足繁く通っておったホールというのが、今は物理的に営業してないわけで。そうなると、途端に上記のごとく格好つけて「いや俺なんかホールに寄っても打たない事もまあまあ有るからね」みたいな事をいってた癖に、とにかくパチスロが恋しくなった。なんかもうアナザーハナビ弥生ちゃんでいいからすげー打ちたい。

まだ探せば普通にノーガード営業してる店あんだから打ちにいけよと思うかも知れんが、それはそれで駄目なんだよ。そういうんじゃないのだ。俺が求めてるのは「遠出して家に行く」事じゃなくて、平和な日常のなかで、自由気ままに買い物ついでにふらっと入った店で、あー、あんまり打つつもりなかったんだけどもついつい諭吉いっちゃったよとか。もういいや一蘭食って帰るべ。はいそのあとは頑張って仕事仕事! みたいな。そういう意味での、日常の一部としてパチスロなんだよね。

もはやパチスロに触れないままそれなりの時間が経った今。サミータウンをぶん回して何となく気を紛らわしつつ、この窮屈な非常時に慣れつつある自分がとにかく悲しい。今は、あのグルグル回る最高のマブダチが恋しくてたまらぬ。

一刻も早く、コロナ禍が収束しますように。まだまだ全然、実際にそうなるまでには長い時間が掛かるとおもいますけども、全国のホール関係者のみなさま。その時までどうか頑張ってください。今が耐えどころ。耐えどころ──……。



はい、本日の仕事はナナテイさんの「めおと舟」第41話。こちらは水曜公開。それと大善リクルートサイトさんの「パーラースマイル」第6話。これはスムーズに行けば明日公開。あとはななプレスさんの「ぱちんこ、はじめます」第3話。これも2話目が明日公開予定となっております。

本日公開されたのはパチ7さんの記事。BBステーション日暮里店の店長ぴぃ氏と編集長の対談をまとめた「新型コロナ影響下で休業パチンコホールは今何してる?」です。これもねぇ、なかなか考えさせられる内容なので良かったらどうぞ。

あー、もうね。頑張ろうねみんな。

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